荒野を駆ける風のように          



ガンドッグ 美しき狩人

30 2011

福島原発被害の動物たち(星ファミリー)


‎2011年8月29日5か月目の生存 恍惚の犬


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8月21日月曜の早朝に救出しました。
早朝6時頃、6号線から小良ケ浜方面に歩いていました。
自動車で追いついて窓から声を掛けましたが、それでも、黙々と海の方向へ歩いています。車から降りて、ジャーキーを差し出しましたが、食べもせずまだ海方面へ黙々と歩いて行きます。餌を差し出しても食べもしないというのは、初めての出来事でした。まるで声が聞こえていないようでしたが、しばらくしてやっと食べてくれました。
隊員の白井さんが、ひもを掛けて確保しました。
いわき市へ運びましたが、余程安心したのでしょう。疲れと緊張感から解放されて、やっと安息を得たようです。これほどおとなしい犬が、今でも放浪しているのには驚きましたが、栄養失調で、意識が薄れていたのだと思います。
毎日6号線に餌を探しに行き、朝になると我が家に戻ることを繰り返していたのでしょう。LEO隊員が頭をなでると、まるでそのまま死んでしまうかのように眠り始めました。
5か月間の空腹と緊張はどれほどの苦痛だったか分かりません。
思わずその光景に、私も泣きそうになりました。

Posted by kayosama | 20:56 | Comment [0] | TrackBack [0] | その他

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